原料費調整制度に基づく平成28年5月検針分のガス料金について

当社は、「原料費調整制度」に基づき、平成28年5月検針分に適用する従量料金単価の見直しを行った結果、基準単位料金に対し -3.19円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。平成28年4月の調整済み従量単価に対しては-0.62円(税込)の調整となります。
また、2月24日にお知らせさせていただきましたとおり「地球温暖化対策のための税」の税率が引き上げられることに伴う料金改定を5月検針分より適用させていただきます。(詳しくは当ホームページ内【「地球温暖化防止対策のための税」の増税に伴うガス料金改定について】をご覧ください。)
平成28年5月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ(検針票)、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。

平成28年 5月ガス料金

(1)供給約款料金表(一般契約料金)

1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して-3.19円(税込)調整して従量料金単価を算定いたします。

(基本料金は変わりません)
適用
料金表
月間使用量区分 基本料金(/月) 基準単位料金(/m3) 調整額(/m3) 従量料金単価(/m3)
A 0~20m3 540.00円 119.89円 -3.19 116.70
B 21~100m3 822.85円 105.74円 -3.19 102.55
C 101~300m3 2,034.51円 93.62円 -3.19 90.43
D 301m3 5,626.28円 81.65円 -3.19 78.46
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量 平成28年 5月
適用料金
平成28年 4月
適用料金
増減額
48m3 5,745円/月 5,765円/月  -20円/月

※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2013年度~2015年度の3ヶ年平均)に基づき算定しています

平均原料価格と調整単位料金の算定について

(1)原料価格の実績
■平均原料価格
算定期間 平成28年 5月検針分 平成28年 4月検針分 基準平均原料価格
平成27年12月~平成28年2月
原料価格
平成27年11月~平成28年1月
原料価格
LNG平均価格(貿易統計値) 50,040円/t 52,830円/t 64,920円/t
平均原料価格 14,010円/t 14,790円/t 18,180円/t

※基準平均原料価格は平成24年9月~11月を算定期間としています

(2)単位料金調整額の算定方法

<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>


■平均原料価格の算定
LNG平均価格
50,040円/t × 0.28 = 14,011.2 = 14,010円/t(10円未満四捨五入)


■原料価格変動額の算定
平均原料価格  基準平均原料価格
14,010円/t - 18,180円/t = -4,170円 = -4,100(100円未満切り捨て)


■単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当たり0.0756(0.072×1.08)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = -4,100/100円 × 0.072 ×( 1+消費税率 )=-3.19(小数第3位切り上げ)


∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3あたり-3.19円(税込)調整いたします。
※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量48m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(822.85円)+ { 基準単位料金(105.74円)+ (-3.19) } × 48m3= 5,745円 (1円未満の端数切り捨て)


[参考]
原料費調整制度の概要

  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
  • 「基準平均原料価格(18,180円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0756円(0.072円に1.08(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。
  • 料金の大幅な上昇を避けるため、「平均原料価格」が29,090円(上限値)を超えた場合には、「平均原料価格」は29,090円としてガス料金の調整を行います。