燃料費等調整単価について（月別）
電気料金に対する燃料費等調整単価は以下の通りです。
燃料費等調整額とは
燃料費等調整額とは、燃料の価格変動にあわせて料金を調整する燃料調整制度および離島ﾕﾆﾊﾞｰｻﾙｻｰﾋﾞｽ調整制度のもとで、電気のご使用量に応じて算定された金額です。
燃料費等調整額は燃料の価格変動に合わせて調整します。
平均燃料価格 = 実際の燃料価格
直近3か月間の実績より算出します。
基準燃料価格 = 想定していた燃料単価
料金設定の前提となる価格です。
- ・平均燃料価格が基準燃料価格を上回る場合：プラス調整
- ・平均燃料価格が基準燃料価格を下回る場合：マイナス調整
平均燃料価格とは
原油・液化天然ガス・石炭それぞれの3ヶ月間の貿易統計価格に基づき、次の計算式で平均燃料価格を算定します。
平均燃料価格＝A×α＋B×β＋C×Γ
- A＝各平均燃料価格算定期間における1キロリットル当たりの平均原油価格
- B＝各平均燃料価格算定期間における1トン当たりの平均液化天然ガス価格
- C＝各平均燃料価格算定期間における1トン当たりの平均石炭価格
- ※α、β、Γは 別表1 に定める係数です。
- ※平均燃料価格は100円単位とし、100円未満の端数は10円の位で四捨五入します。
- ※平均燃料価格算定期間と燃料費調整適用期間の関係は 図1 を参照ください。
離島平均燃料価格＝A×α (100円未満四捨五入）
- A＝離島平均燃料価格算定期間における1キロリットル当たりの平均原油価格
燃料費調整単価の算定方法
算出した平均燃料価格を用いて、次の計算式によって燃料費調整単価を計算します。
なお、燃料費調整単価の単位は、1銭とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入します。
燃料費調整額は燃料の価格変動に合わせて調整します。
1キロリットル当たりの平均燃料価格が基準価格X円を下回る場合
マイナス調整
燃料費調整単価 ＝（Ｘ - 平均燃料価格)×基準単価 / 1,000
1キロリットル当たりの平均燃料価格がX円を上回り、かつ基準価格Y円以下の場合
プラス調整
燃料費調整単価 ＝（平均燃料価格 - Ｘ)×基準単価 / 1,000
1キロリットル当たりの平均燃料価格がY円を上回る場合
上限価格にとどめてプラス調整
燃料費調整単価 ＝（Y - Ｘ)×基準単価 / 1,000
離島ユニバーサルサービス調整単価の算定方法
算出した離島平均燃料価格を用いて、次の計算式によって離島ユニバーサルサービス調整単価を計算します。
なお、離島ユニバーサルサービス調整単価の単位は、1銭とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入します。
離島ユニバーサルサービス調整額は
燃料の価格変動に合わせて調整します。
1キロリットル当たりの平均燃料価格が基準価格X円を下回る場合
マイナス調整
離島ユニバーサルサービス調整単価 ＝（Ｘ - 離島平均燃料価格)×離島基準単価 / 1,000
1キロリットル当たりの平均燃料価格がX円を上回り、かつ基準価格Y円以下の場合
プラス調整
離島ユニバーサルサービス調整単価 ＝（離島平均燃料価格 - Ｘ)×離島基準単価 / 1,000
1キロリットル当たりの平均燃料価格がY円を上回る場合
上限価格にとどめてプラス調整
離島ユニバーサルサービス調整単価 ＝（Y - Ｘ)×離島基準単価 / 1,000
別表1：燃料費等調整単価算出係数等
図1：平均燃料価格算定期間と燃料費調整適用期間の関係
平均燃料価格算定期間の平均価格によって算定された燃料費等調整単価は、次の燃料費調整適用期間に使用される電気に対して適用されます。
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