イベントレポート
2025年 06月25日
- 料理教室

定四郎和食教室
今回は、新津ショールームH!NTOにて開催の「定四郎和食教室」をレポート!
講師は、秋葉酒菜定四郎 栗林哲郎先生です。
料理の基本となる出汁を昆布と鰹から引いて、やさしい味わいの和食料理を作りました。
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①はじめに出汁を作ります。水に昆布を1時間ほど漬け、10分かけて沸騰するまで煮詰めていきます。沸く寸前に昆布を取り出し、鰹節を入れさらにひと煮立ちさせます。火を止めて2分経ったら漉しましょう。これで出汁の完成です☆みなさん「いい香り~」と出汁のやさしい香りにうっとり(*´▽`*)この出汁を使って様々な料理を作っていきたいと思います!
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②まずは茶碗蒸しを作ります。卵を割り、コシが無くなるまで溶いたら、粗熱のとれた出汁と合わせます。そこに適量のしょうゆを入れ、ざるで漉します。味見をして、味が薄い場合はしょうゆを足しましょう。味が整ったら器によそって蒸し器に入れ、強火で3分、弱火で2分蒸していきます。器を揺らして、卵液がやさしく揺れるような状態になったら完成です(^^)/
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③次に海老しんじょうのお吸い物を作ります。海老をペースト状にし、ゴムべらで粘りが出るまでかき混ぜ、ぶつ切りにした海老と大和芋、卵白を入れ混ぜ合わせます。スプーンで掬って手のひらに落とし、空気を抜いて形を作るのがおいしくするポイント!(^^)!鍋に出汁と海老しんじょうを入れ、火をかけます。吸い地は出汁に塩としょうゆを入れひと煮たちさせ器に盛り、海老しんじょうと刻んだねぎ、柚子の新芽を添えたら完成です。
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④次に小松菜と油揚げの煮びたしを作ります。小松菜はお好みの硬さに茹で、油揚げはこんがりと焼き目がつくまでフライパンで焼き、両方3㎝に切ります。ボウルに粗熱をとった出汁を、小松菜と油揚げが浸る程度に注ぎ入れます。そこにしょうゆを適量加えて味を整えたら完成です♪少し時間を置くことで小松菜や油揚げから旨味が出て、よりおいしくなるそうです(*^^*)
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⑤最後に石鯛の小袖鮨を作ります。炊いたごはんにすし酢を合わせ、ごはんのダマをほぐすように混ぜ、冷まします。ごはんが冷めたら巻きすにラップを敷き、おぼろ昆布と大葉を置きます。その上にそぎ切りにした石鯛を並べ、最後にシャリを置き、巻きすで形を整えましょう♪包み込むようにやさしく巻くと、シャリがほどよくほぐれ、口当たりの良い食感に仕上がります。ひと口大に切ったら完成です(^^)
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⑥同じ出汁を使って、様々な料理が完成しました(^o^)丿作った料理をみなさんで試食しましたよ♪「口に運ぶと、出汁の香りがふわっと広がってとてもおいしい!」、「顆粒には出せないやさしい味ですね(#^^#)」などのお声が聞こえてきました。冷蔵庫で数日保存が効くため、みなさんも出汁を作って色んな和食料理を作ってみてくださいね☆