原料費調整制度に基づく平成27年8月検針分のガス料金について

当社は、「原料費調整制度」に基づき、平成27年8月検針分に適用する従量料金単価の見直しを行った結果、基準単位料金に対し +0.23円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。平成27年7月の調整済み従量単価に対しては-1.79円(税込)の調整となります。
平成27年8月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ(検針票)、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。

平成27年 8月ガス料金

(1)供給約款料金表(一般契約料金)

1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して+0.23円(税込)調整して従量料金単価を算定いたします。

(基本料金は変わりません)
適用
料金表
月間使用量区分 基本料金(/月) 基準単位料金(/m3) 調整額(/m3) 従量料金単価(/m3)
A 0~20m3 540.00円 119.70円 +0.23円 119.93円
B 21~100m3 822.85円 105.55円 +0.23円 105.78円
C 101~300m3 2,034.51円 93.44円 +0.23円 93.67円
D 301m3 5,626.28円 81.47円 +0.23円 81.70円
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量 平成27年7月
適用料金
平成27年6月
適用料金
増減額
50m3 6,111円/月 6,201円/月 -90円/月

※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2008年度~2012年度の5ヶ年平均)に基づき算定しています

平均原料価格と調整単位料金の算定について

(1)原料価格の実績
■平均原料価格
算定期間 平成27年8月検針分 平成27年7月検針分 基準平均原料価格
平成27年3月~平成27年5月
原料価格
平成27年2月~平成27年4月
原料価格
LNG平均価格(貿易統計値) 66,150円/t 74,500円/t 64,920円/t
平均原料価格 18,520円/t 20,860円/t 18,180円/t

※基準平均原料価格は平成24年9月~11月を算定期間としています。

(2)単位料金調整額の算定方法

<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>


■平均原料価格の算定
LNG平均価格
66,150円/t × 0.28 = 18,522.0 = 18,520円/t(10円未満四捨五入)


■原料価格変動額の算定
平均原料価格  基準平均原料価格
18,520円/t - 18,180円/t = 340円 = +300円(100円未満切り捨て)


■単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当たり0.0756(0.072×1.08)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = +300円/100円 × 0.072 ×( 1+消費税率 )=0.23(小数第3位切り下げ)


∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3あたり0.23円(税込)調整いたします。
※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量50m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(822.85円)+ { 基準単位料金(105.55円)+ (+0.23円) } × 50m3= 6,111円 (1円未満の端数切り捨て)


[参考]
原料費調整制度の概要

  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
  • 「基準平均原料価格(18,180円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0756円(0.072円に1.08(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。
  • 料金の大幅な上昇を避けるため、「平均原料価格」が29,090円(上限値)を超えた場合には、「平均原料価格」は29,090円としてガス料金の調整を行います。