原料費調整制度に基づく令和6年7月検針分のガス料金について

当社は、「原料費調整制度」に基づき、令和6年7月検針分に適用する従量料金単価の見直しを行った結果、基準単位料金に対し+50.66円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。令和6年6月の調整額に対しましては▲3.62円(税込)の調整となります。なお令和6年6月の調整済み従量単価に対しましては、政府の電気・ガス激変緩和事業による支援が令和6年6月検針分適用の7.5円(税込)の値引きをもって終了することに伴い+3.88円(税込)の調整となります。
令和6年7月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ(検針票)、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。


令和6年7月ガス料金

(1)料金表(一般契約料金)

1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して+50.66円(税込)調整して従量料金単価を算定いたします。

(基本料金は変わりません)
適用
料金表
1ヶ月のガス使用量 基本料金
(1ヶ月当り)
基準単位料金
(1㎥当り)
調整額
(1㎥当り)
従量料金単価
(1㎥当り)
A 0~19m3 550.00円 118.08円 +50.66円 168.74円
B 20~97m3 838.07円 102.94円 +50.66円 153.60円
C 98~291m3 2,072.18円 90.22円 +50.66円 140.88円
D 292m3 5,730.46円 77.65円 +50.66円 128.31円

(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量 令和6年7月
適用料金
令和6年6月
適用料金
増減額
39m3 6,828円/月 6,677円/月 +151円/月

※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2021年度~2023年度の3ヶ年の平均使用量を供給ガス熱量変更に伴い42.0MJから43.3MJに換算)に基づき算定しています。


平均原料価格と調整単位料金の算定について

(1)原料価格の実績
■平均原料価格
算定期間 令和6年7月検針分 令和6年6月検針分 基準平均原料価格
令和6年2月~令和6年4月
原料価格
令和6年1月~令和6年3月
原料価格
LNG平均価格(貿易統計値) 94,760円/t 99,090円/t 33,420円/t
平均原料価格 97,590円/t 102,050円/t 34,420円/t

※基準平均原料価格は平成28年5月~7月を算定期間としています。


(2)単位料金調整額の算定方法

<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>

■平均原料価格の算定
LNG平均価格
94,760円/t × 1.0299 = 97,593.324 = 97,590円/t(10円未満四捨五入)


■原料価格変動額の算定
平均原料価格  基準平均原料価格
97,590円/t - 34,420円/t = 63,170 = +63,100(100円未満切り捨て)


■単位料金調整額(1m3当り調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当り0.0803(0.073×1.10)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = +63,100円/100円 × 0.073 ×( 1+消費税率 )=+50.66(小数第3位切り下げ)

∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3当り+50.66円(税込)調整いたします。


※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量47m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(838.07円)+ { 基準単位料金(102.94円)+ (+50.66円) } × 39m36,828円 (1円未満の端数切り捨て)


[参考]
原料費調整制度の概要

  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
  • 「基準平均原料価格(34,420円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0803円(0.073円に1.10(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。