- 2024年08月29日
- ガス料金
原料費調整制度に基づく令和6年10月検針分のガス料金について
当社は、「原料費調整制度」に基づき、令和6年10月検針分に適用する従量料金単価の見直しを行った結果、基準単位料金に対し+49.94円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。令和6年9月の調整額に対しましては+2.17円(税込)の調整となります。なお令和6年10月検針分につきましては、政府の「酷暑乗り切り緊急支援」による17.50円(税込)の値引きを適用させていただきます。
令和6年10月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ(検針票)」、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。
令和6年10月ガス料金
(1)料金表(一般契約料金)
1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して+49.94円(税込)調整し、さらに政府支援の17.50円(税込)を値引きして従量料金単価を算定いたします。
適用 料金表 |
1ヶ月の ガス使用量 |
基本料金 (1ヶ月当り) |
基準単位 料金 (1m3当り) |
調整額 (1m3当り) |
政府支援 値引き (1m3当り) |
従量料金 単価 (1m3当り) |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 0~19m3 | 550.00円 | 118.08円 | +49.94円 | 17.50円 | 150.52円 |
B | 20~97m3 | 838.07円 | 102.94円 | +49.94円 | 17.50円 | 135.38円 |
C | 98~291m3 | 2,072.18円 | 90.22円 | +49.94円 | 17.50円 | 122.66円 |
D | 292m3~ | 5,730.46円 | 77.65円 | +49.94円 | 17.50円 | 110.09円 |
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量 | 令和6年10月 適用料金 |
令和6年9月 適用料金 |
増減額 |
---|---|---|---|
39m3 | 6,117円/月 | 6,033円/月 | +84円/月 |
※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2021年度~2023年度の3ヶ年平均)に基づき算定しています。
平均原料価格と調整単位料金の算定について
(1)原料価格の実績
算定期間 | 令和6年10月検針分 | 令和6年9月検針分 | 基準平均原料価格 |
---|---|---|---|
令和6年5月~令和6年7月 原料価格 |
令和6年4月~令和6年6月 原料価格 |
||
LNG平均価格(貿易統計値) | 93,830円/t | 91,230円/t | 33,420円/t |
平均原料価格 | 96,640円/t | 93,960円/t | 34,420円/t |
※基準平均原料価格は平成28年5月~7月を算定期間としています
(2)単位料金調整額の算定方法
<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>
■平均原料価格の算定
LNG平均価格
93,830円/t × 1.0299 = 96,635.517 = 96,640円/t(10円未満四捨五入)
■原料価格変動額の算定
平均原料価格 基準平均原料価格
96,640円/t - 34,420円/t = 62,220 = +62,200円(100円未満切り捨て)
■単位料金調整額(1m3当り調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当り0.0803(0.073×1.10)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = +62,200円/100円 × 0.073 ×(1+消費税率)=+49.94円(小数第3位切り下げ)
∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3当り+49.94円(税込)調整いたします。
■政府の支援により、単位料金を1m3当り17.50円(税込)値引き致します。
※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量39m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(838.07円)+ { 基準単位料金(102.94円)+ 調整額(+49.94円)
ー 政府支援 (17.50円)} × 39m3= 6,117円 (1円未満の端数切り捨て)
[参考]原料費調整制度の概要
- 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
- 「基準平均原料価格(34,420円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0803円(0.073円に1.10(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。