原料費調整制度に基づく令和7年9月検針分のガス料金について

当社は、「原料費調整制度」に基づき、令和7年9月検針分に適用する単位料金調整額の見直しを行った結果、令和7年8月改定の基準単位料金に対し▲5.59円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。政府の「電気・ガス料金負担軽減支援事業」による10.00円(税込)の値引きを適用することに伴い、▲15.59円(税込)の調整となります。
令和7年9月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ」(検針票)、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。


令和7年9月ガス料金

(1)料金表(一般契約料金)

1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して▲15.59円(税込)を調整して従量料金単価を算定いたします。

※▲15.59円 = 調整額(▲5.59円)-政府支援(10.00円)

 
適用
料金表
1ヶ月の
ガス使用量
基本料金
(
1ヶ月当り)
基準単位
料金

(1m3当り)
調整額-政府支援
(1m3当り)
従量料金
単価

(1m3当り)
A 0~19m3 803.00円 186.00円 ▲15.59円 170.41円
B 20~97m3 1,100.00円 170.37円 ▲15.59円 154.78円
C 98~291m3 2,200.00円 159.03円 ▲15.59円 143.44円
D 292m3 8,526.00円 137.29円 ▲15.59円 121.70円

(2)標準家庭における影響

1ヶ月のご使用量 令和7年9月
適用料金
令和7年8月
適用料金
増減額
38m3 6,981円/月 6,182円/月 +799円/月

※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2020年度~2024年度の5ヶ年平均)に基づき算定しています。

※令和7年9月適用料金は令和7年8月1日実施の約款による算定額、令和7年8月適用料金は令和7年8月1日改定前の約款による算定額です。


調整単位料金の算定について

(1)原料価格の実績

■平均原料価格
算定期間 令和7年9月検針分 令和7年8月検針分
令和7年4月~令和7年6月
原料価格
令和7年3月~令和7年5月
原料価格
LNG平均価格(貿易統計値) 86,950円/t 88,740円/t
平均原料価格 86,950円/t 91,390円/t

(2)単位料金調整額の算定方法

■原料価格変動額の算定
平均原料価格  基準平均原料価格
86,950円/t - 93,860円/t = ▲6,910 = ▲6,900(100円未満切り捨て)

※基準平均原料価格93,860円/tは令和6年10月~12月を算定期間としています。


■単位料金調整額(1m3当り調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当り0.08096(0.0736×1.10)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = ▲6,900円/100円 × 0.0736 ×(1+消費税率)=▲5.59円(小数第3位切り上げ)

∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3当り▲5.59円(税込)調整いたします。


※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量38m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(1,100.00円)+ { 基準単位料金(170.37円)+ 調整額(▲5.59円)-政府支援(10.00円)} × 38m3= 6,981円 (1円未満の端数切り捨て)


[参考]原料費調整制度の概要

  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
  • 「基準平均原料価格(93,860円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.08096円(0.0736円に1.10(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。