イベントレポート

2023年 06月14日

  • 料理教室

優先生の発酵食教室


今回は今月から新しく開講した教室をレポート☆
五泉ショールーム ミライe にて開催、優先生の発酵食教室です。
講師は、KAMOSU TO 発酵食スペシャリスト 高橋優先生。
「糀」について学び、3種類の発酵調味料手作りしました! 

  • ①初めに「糀(麹)」について学びます。「糀」とは米などの穀物に「麹菌」を培養・繁殖させたもの。日本の味を支えるほとんどの調味料は糀から作られていて、日本でしか育たない菌として「国菌」として指定されてるそう。糀を食生活に取り入れると、食材の栄養価や旨みがアップしたり、消化を助け、簡単に健康の底上げができるんですって!♡

  • ②まずは下準備。米糀を150gずつに分け、手でパラパラとほぐしていきます。米糀にはできたてで水分が多く柔らかい「生米糀」と、生米糀を乾燥させた「乾燥米糀」があり、「生米糀」は麹菌の力が強く、「乾燥米糀」は長期保存が可能なんだとか。今回は「生米糀」を使いました。それぞれに良さがあるので、自分に合った米糀を選ぶことができますね!

  • ③そして、簡単にできる「醤油糀」から作ります。作り方は米糀150gと醤油180ccと混ぜ合わせて発酵させるだけ!季節によって発酵期間が異なりますが、1週間~10日程の常温で発酵するそう。この期間は1日1回は中をかき混ぜましょう♪糀を空気に触れさせると雑菌の繁殖が防げるんですって(*‘∀‘)

  • ④次は「塩糀」を作ります。ほぐした米糀と塩50gをしっとりするまで手で擦り合わせながらよく混ぜ、そこに水150gを加え混ぜ合わせます。「塩糀」も③と同様に発酵させます。「糀について学んだ後だから、毎日かき混ぜる発酵期間も楽しみです!」とのお声が聞こえてきました(*’ω’*)

  • ⑤最後に「玉ねぎ糀」を作ります。すりおろした玉ねぎかフードプロセッサーで細かくした玉ねぎを、塩を混ぜ合わせた米糀と一緒にしてよく混ぜます。「玉ねぎ糀」も、③・④と同様に発酵させます。3種の調味料とも発酵が進み、糀の芯がなくなってまろやかになったら完成です!発酵が終わったら冷蔵庫にいれて保管しましょう♪

  • ⑥完成した「塩糀」と「玉ねぎ糀」は3ヵ月、「醤油糀」は6ヵ月冷蔵庫で保管が可能。毎日の食事に取り入れるだけで、健康の底上げができるなんて素敵ですね!「発酵が終わって、料理に使うのがすごく楽しみです♡」とみなさん嬉しそうでした(´艸`*)先生から教えてもらった「糀調味料活用レシピ」で料理するのが待ち遠しいですね♪